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難聴

難聴の原因

難聴の原因・種類(西洋医学的)

[伝音性難聴]

これは耳介と外耳、鼓膜、中耳と言われる場所に問題があり難聴になる場合です。これは音を聞く時に必要な神経に問題がない場合です。

[感音性難聴]

内耳やその奥にある聴覚神経等に問題がある場合です。これは、耳の奥側に問題があり難聴になるものです。大きな音は健常者と同じように感じますが、小さい音はあまり聞こえません。

① 突発性難聴

突然、耳が聞こえなくなり、時によって耳鳴りやめまいを伴う事もあります。
年齢に関係なく発症し原因は、はっきり分かっていません。説では、ストレスや睡眠不足などにより内耳を流れる血管が細くなり血流が低下し起こると言われたり、糖尿病や高血圧、中耳炎でも起こると言われる説、ウイルス説もあります。

この様な、原因不明の難聴(老人性・突発性)は全難聴の約3~4割を占めています。
また、突発性難聴は、早めの治療が大切です。おかしいと感じたら1日でも早く専門家に相談してください。

② 薬剤によるもの

抗生物質やストレプトマイシン・利尿剤などの長期投与がきっかけになる難聴です。
難聴だけでなく耳鳴りや平衡障害も伴う事も多い。

③ メニエル症候群

回転性のめまい・難聴・耳鳴り・耳閉感を中心とした症状で吐き気やおう吐も伴う事もあります。
原因として内耳の自律神経の異常や血行不良、アレルギー説等と言われていますがはっきりした原因は不明です。

④ 老人性難聴

加齢とともに耳の機能も低下します。特に45歳位から、高い音から聞こえづらくなり、徐々に中低音にも影響が出てきます。この差は、個人差が大きく良い人と悪い人に明暗に分かれます。

音は聞こえるが、何を言っているのか分らない、うるさい場所では、極端に聞こえづらくなる傾向があります。

⑤ 騒音性難聴(イヤホン難聴)

長時間、騒音の中で働いていたり、大音量でヘッドフォンを使い音楽を聴いていたりすると内耳に過度な刺激が伝わる為に音感細胞が障害され起こります。これは、内耳の血液循環低下が原因になる場合もあります。
同時に耳鳴りも伴う事も多いでしょう。

[混合性難聴]

伝音性と混合性のミックスタイプです。

[原因が分らない難聴(本態性難聴)]

本態性とは、原因不明のものをさします。これは、全難聴患者様の約1/3を占め、内耳性難聴の中では約半分程度という高確率であります。
年齢的には、45~69歳と5~9歳に好発する傾向にあります。

難聴の種類・原因(東洋医学的)

西洋医学に病名があるように、東洋医学にも証と言われる病名があります。難聴の東洋医学的病名(証)は腎虚・肝虚・脾虚と言われる五臓六腑のエネルギーの状態の異常により起こると言われています。

難聴の症状

難聴は単に耳が聞こえづらいというだけでなく「耳鳴りを伴う場合」「高音は聞こえるけど低温は聞こえない」「または低音は聞こえるけど高音は聞こえない」という場合もあります。

例えば、加齢にともなう難聴の場合は、母音は聞き取れるが子音は聞き取れないという傾向があります。日本語は母音周波数が低くまた強く発音する傾向があり、子音周波数は高く発音が弱い傾向にあるため、

 例 「やまうち」 「YAMAUCHI」の母音→「ああうい」「AAUI」

と聞こえてしまったり、頭で言葉を想像してしまうので他の言葉と聞き間違えたりしてしまいます。

また、難聴の二次的な症状として、肩こり、頭痛を伴う場合もあります。

聞こえ具合(難聴の程度)の分類

・正常聴力(25dB以内)

・軽度難聴(26~39dB)

 小さい会話が聞き取りできない

・中程度難聴(40~69dB)

 通常の会話で不自由を感じる時がある後ろから

話しかけられると気が付かない事あり(補聴器が必要なレベル)

・高度難聴(70dB以上)

 非常に大きい声で聞く事ができる

難聴の遺伝との関係

親や親族で難聴の方がいると遺伝する可能性はあります。
その多くは先天性(生まれつき)ですが遺伝的に問題がなくても
①妊娠中に母体が感染症などにかかり病気になったりすると生まれながらの難聴になる可能性がある。
②生まれた時は問題がなくても成長後に発症する遺伝性
③遺伝要素を持っていて何らかの環境が加わって発症する遺伝性
④遺伝要素を持っていても発症する要素を受けずに難聴にならなかったなどあり複雑な要素が関係しています。

難聴チェック

難聴は、なかなか自分では気が付かず周囲の人に指摘され発見される場合が多くあります。日常で、少し変な感じがしたら下のチェック項目をしてみてください。

□テレビの音が大きすぎと言われる

□話し中に聞き直しが多い

□後ろから呼びかけらえると分らない時がある

□話し声が大きいと言われる

□人が集まって話していると上手く聞き取れない

□相手の言った事が分らないので推測で聞いてしまう。

   3個以上チェックが付いたら専門家に相談して下さい。

難聴の改善方法

難聴

難聴の鍼灸(ツボ)治療・回復改善法

患者様の難聴を東洋医学的にタイプ別にわけ、頭部・耳・首・肩・腹部・足に使い捨ての鍼を使用し調整をしていきます。はり灸治療は痛くありません。

難聴の治療に鍼灸が良い理由

1、難聴の原因には器質的原因(鼓膜が破れているなどの明らかな原因がある場合)と機能的原因(原因が不明なもの)がありあます。
その中で、難聴のほとんどは原因不明です。その原因が分らない疾患は東洋医学的に「つぼ」を使い経験医学的に治療をしていく事が得意です。

2、西洋医学的内容も理解している。または、説明してもらえる。

3、鍼灸治療の「はり」は完全使い捨てで痛みはありません。

難聴の治療方法

難聴

1.お電話で予約

053-476-9371にお電話を頂き、「難聴のホームページをみました。治癒の予約をしたい」とお伝えください。

2.来院

車や遠鉄電車で来院できます。

3.問診

病院などで行われた結果があればお持ちください。

4.東洋医学的検査
脈等をみたり東洋医学的病名(証)を決定します。

5.鍼灸治療開始

東洋医学的病名に基づいてつぼを使った鍼灸治療を行います。
治療時間は初回70分程度 2回目以降50~60分程度行います。

6.通常の通院の目安は週1回程度ですが、突発性難聴の初期の場合は初期対応がとても重要です。難聴になってから3週間以内は週2~3回程度の通院頻度をお勧めします。

難聴治療を体験された患者様の感動の声

2ヶ月で耳鳴りとめまいが楽に!

難聴治療
はじめて2ヶ月で耳鳴りが小さくなりました。
めまいもだいぶ楽になりました。
(浜松市32歳)

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院長 山内 啓至

本記事の文責山内鍼灸接骨院

院長 山内 啓至

・厚生労働大臣認定 鍼灸師免許(鍼灸学士)
・厚生労働大臣認定 柔道整復師免許
・日本鍼灸師会会員・静岡県鍼灸師会会員
・厚生労働省認可 NPO法人 全国柔整鍼灸協同組合会員
・一般社団法人 日本小児はり学会会員

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