本記事の文責山内鍼灸接骨院
院長 山内 啓至
・厚生労働大臣認定 鍼灸師免許(鍼灸学士)
・厚生労働大臣認定 柔道整復師免許
・日本鍼灸師会会員・静岡県鍼灸師会会員
・厚生労働省認可 NPO法人 全国柔整鍼灸協同組合会員
・一般社団法人 日本小児はり学会会員
むちうちの症状は?
交通事故により、むち打ちはかなりの高確率で起こります。むち打ちとは、車に衝突された(した)場合に首がムチの様に前後に振られるた
めに、そう呼ばれています。
主な症状は、
①首の痛み
②首肩の痛みや張る感じ
③首を左右どちらか片方に後方に回したり、傾けたりした場合のみ痛みや違和感が増強する
④首や肩だけでなく腕や背中、手、指先に痛みや痺れ(シビレ)感が出る。
⑤元から肩こりがあった人は症状が強くなる。
⑥頭痛
⑦首の損傷で自律神経に影響が出ると、めまい、吐き気、
⑧倦怠感、集中力低下、指先の感覚異常
⑨食欲不振
上記の症状は立ち上がったり、寒い日や雨の降る前の日、体調が悪い日に症状が強くなる
傾向にあります。
この症状は、事故の大きさと体の損傷の程度は必ず一致するとは限りません。
また、レントゲンの検査をしても写らないのでやっかいです。
このために、むち打ちを軽く見てしまう傾向にあります。後から症状がでるので甘く見ない方が良いでしょう。
むち打ちは、適切な治療を早期から受けていれば、ほとんど改善します。
むち打ち治療のスタートが遅れると治療が長期化(4~6か月)し後遺症となってしまいます。